離島ツーリングのすすめ/屋久島編

どうも!
2019年のGWは天皇さまのおかげで10連休!

そこで、皆さんのツーリングの予定の手助けを行うべく、今回提案するのは!!

「離島ツーリング!」

ぼくは2018年に日本一周をして日本中をバイクで走ってきました!

なかでも、
まだ上陸したことがない島へ愛車とともにフェリーに乗り、甲板でその島が見えてきた興奮は旅というか冒険をしている感覚です!!

そんなわけで、日本一周中に行った愛車とともに行ける離島を紹介していこうと思います!!

記念すべき第一回目は

「屋久島」

いわずとしれた縄文杉がある島ですね。

  • どうやって行くのか。
  • どんなツーリングスポットがあるのか。
  • キャンプ場や宿はあるのか。

といった情報とぼくが実際に行って感じたことを紹介していきます。

それでは、いきます!

Contents-目次

屋久島ってどんなところ?

まずは屋久島について書きます。

屋久島は鹿児島県の南に位置する島。

そしてぼくが一番驚いたのが、屋久島にある宮之浦岳という山が

九州地方の最高峰!

だということ!
九州本土の最高峰は九重連山の中岳で標高1,791m。
宮之浦岳は標高1,936m!!

さらに、屋久島は世界自然遺産に登録されています。
島なのに九州最高峰の山を持っている為、一気に海岸線から山頂へと標高が上がっていきます。
それゆえ、亜熱帯植物から亜寒帯植物が分布しているとても珍しい島なんです!

ちょっとワクワクしてきませんか?

ということで、次は屋久島へ行く方法を紹介します!

屋久島への航路

屋久島への行き方は離島ですので、フェリーしかありません。
フェリーは2つ出ていて、どちらも鹿児島県から出ています。

フェリー屋久島2

1つ目はフェリー屋久島2!

特徴は速い!でかい!

時刻表

・鹿児島 8:30発 ⇒ 宮之浦 12:30着
・宮之浦 13:30発 ⇒ 鹿児島 17:40着

4時間ほどで往路も復路も行くことができます。

運賃
  往路 復路 合計
二等 5,000 4,500 9,500
一等 6,100 4,900 11,000

※GWやお盆、年末年始は片道の販売のみ(往復割引なし)

それに自分の愛車の運賃が加算されます。

  片道
125cc以下 1,800
750cc未満 2,700
750cc以上 3,700
サイドカー付バイク
(運賃はライダー含む)
16,400

4時間ほどなので、特に一等にする必要はないかもしれませんけど一応載せておきます。

 

4時間ほどの船旅ですが、船内にはお風呂があったり、うどん・そばコーナーや売店もありますので、快適な船旅を楽しめます!

1つ注意なのは、バイクは先着順!
予約はできません
のでご注意を!
※GW、お盆、年末年始は逆に完全予約制になるのでこれまた注意を。

フェリーはいびすかす

続いてははいびすかす!

特徴は安い!行きは一泊!

時刻表

・鹿児島 18:00発 ⇒ 種子島 21:40着
             種子島 翌5:00発 ⇒ 宮之浦 7:00着

・宮之浦  8:10発 ⇒ 種子島 10:10着
            種子島 11:00発 ⇒ 鹿児島 14:40着

という風にはいびすかすは種子島にも寄港します。
往路は種子島に停泊し、なぜか夜を明かすことになります。
しかも、外には出れません…。

運賃
  片道 往復
2等大人 3,800 7,600
125cc未満 2,100 4,200
750cc未満 3,000 6,000
750cc以上 3,900 7,800

※バイクは10台で先着順!

 

すべて2等になり、雑魚寝スペースがあるのみです。
また、売店等もなく、カップラーメンと飲み物の自動販売機があるのみ。
乗る際は食べ物は買っておくのが吉。(ぼくのときはカップラーメンの方が故障中でした…)

どっちがオススメ?

2つのフェリーを紹介しましたが、オススメを紹介します。

往路は屋久島2で復路ははいびすかす!

これが鉄板!!

 

しかし、大阪~志布志便から屋久島へ上陸しようと思っている方は、
往路もはいびすかすで行くのが最短になります。
志布志に9:00前後に到着となるので、その日の屋久島2へは乗り継ぎが不可。

どこかで一泊する必要があるので、雑魚寝でも全然OKな方はその日の18:00発のはいびすかすに乗り込むと朝イチで屋久島へ到着することができます。

※復路に関しては、どちらも志布志発のフェリーには間に合いません。

ツーリングスポット

続いてはツーリングスポットについて!

屋久島は島の周りを一周できる道があるのでそれでまずは一周してみましょう!

志戸子ガジュマル公園

入場料300円かかりますが、数々のガジュマルを見ることができます。

南国らしい場所でなかなか面白い場所でしたよ。

横河(よっご)渓谷

外周道路から少し山へ入ったところにあります。
駐車場からも苔むした道を歩いていき辿り着きます。

泳ぐこともできますので、屋久島へは水着を持って行きましょう!!

いなか浜

沖縄みたいにキレイな海です!

ココにはウミガメが産卵しに来ることで有名。
5月~7月中旬のシーズン中には産卵を近くで見ることができるツアーも開催されます。

ぼくも見に行きましたが、間近で卵を産む姿を見ることができて感動しました。

※ふつうに砂浜を歩く分には良いですが、土を踏み固めてしまうと、産まれた子ガメが出てこれなくなってしまうことがあるそうなので、ご注意ください。

西部林道

一周道路の西の一部は西部林道となっており、道幅も狭くなっています。
ここは高確率でヤクザルとヤクジカが道路を占拠しています。

全然どかないんですが、ゆっくりゆっくり進んでどくまで待ちましょう。
※クラクションは禁止!

特にヤクジカが大人でもバンビくらいの大きさなのでめちゃくちゃかわいいですよ!

大川(おおこ)の滝

写真に入りきっていなくて申し訳ありませんが、すごい迫力の滝があります。

ぼくが行ったときは運良く(悪く?)晴れの日が続いていたので、水量が少なかったみたいですが、それでも大迫力の滝でした!

千尋(せんぴろ)の滝

続いては千尋の滝!

わかりますでしょうか。
この滝が流れているところと左側にある岩はなんと一枚岩!

どんだけ大きい岩なんだよ!!
ってくらいの場所からこぼれ落ちるように溢れ出る滝。

島なのにスケールが大きい絶景を拝むことができます。

中間ガジュマル

お化け屋敷みたいに見えますが、これ全部一本のガジュマルの木なんです!

もうなにがどうなっているのかわかりませんが、植物の不思議な生命力を感じることができます。

縄文杉

全然ツーリングスポットじゃないんですが、紹介させてください(笑)
屋久島といえば縄文杉ですよね!

往復8時間ほどで行けます。

かなり、歩くところは整備されているので、そこまでキツイ登山ではなかったです。

最初はこういったトロッコ道をひたすら2時間ほど歩いて、

中のある場所から見るとハート型になるウィルソン株があったり、

こんな道をひたすら登っていくと……。

縄文杉が鎮座している場所へ辿り着きます。

これは本当に感動しました。
周りの空気は凛としていて神が宿っているような感じがしました。

白谷雲水峡

ここにはもののけ姫のモデルとなった苔むす森があります。

木漏れ日から届く太陽以外は薄暗く、とても神秘的な場所です。

そして、さらに登っていくと…。

太鼓岩という見晴らしが良すぎる場所へ到着します。
屋久島の山は他の山とは違い、とても濃い緑色をしています。

キャンプ場や宿

屋久島は有名なライハがあります。
それは、とまり木!

オーナーのねーさんに会いにライダーだけでなく、日本中から人が集まります。

素泊まり¥2,000
テント¥800

で宿泊することができます。

ぼくもとまり木でたくさんの方と話したりとても楽しかったです。

あー、また屋久島へ行きたい……。(笑)

まとめ

屋久島へ行くには鹿児島からフェリーが出ていますので、鹿児島まで行く必要がありますが、愛車のバイクで屋久島を一周する解放感はたまりません!

海もキレイで山もキレイでほぼ自然!(笑)

長期連休を使っていつもとは違うツーリング、離島ツーリングへ出かけてみてはいかがでしょうか。

それでは、皆さん屋久島でお会いしましょーう!!

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